下町ロケット
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下町ロケット
池井戸潤『下町ロケット』
去年直木賞を取った作品です。古本で発見したので思わず購入。
タイトルからして、技術力はあるけどお金が無い町工場が、情熱だけでロケットを作っちゃう、みたいな内容を想像してたわけですけど、そんな予想カスりもしませんでしたw
とある中小企業が特許を持つ、ロケットエンジンに欠かせない技術を巡るストーリー。
モノ作りの現場と営業のすれ違いや、中小企業だからこその理不尽な苦労、さらに親子の問題まで、濃密な人間ストーリーが描かれます。
そしてなにより、物語の中心となるロケットが、ビジネスとして取り扱われているのが面白いです。あくまでビジネスの中で夢を追う、そこで生まれる葛藤が深みのあるストーリーを生み出しているのかな、なんて。
そういった様々な試練を乗り越えた先にあるラストは、気持ちを前に向かせる原動力になります。
みんなで一つのことに取り組む、ってとっても幸せなことですよね。モノ作りの現場、あこがれちゃうな~。
◆今日のランクマ◆
ランクマデビューしました。発売日からかなりたってるはずなのに、同ランクの人と結構当たります、すごい。
この日は2勝2敗でBPアップ、いい感じ!
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