大きな森の小さな密室
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大きな森の小さな密室
そういえば、本の感想を書くブログだった気がするので、久々に最近読んだ本の紹介です。あ、緑色の物体はラバーのブックカバーです、最近のお気に入り。
小林泰三 『大きな森の小さな密室』
ミステリーの短編集です。密室ミステリ、安楽椅子探偵、日常の謎など、幅広いタイプのミステリが7編収録されています。謎を解くのは超個性派の探偵役たち。
そう、超個性派。間の悪いティッシュ配りに秀でた弁護士、マッドサイエンティスト、中2病、記憶が10分しか持たない人等々・・・、もう、ハンパないくらいに突き抜けた登場人物たちのオンパレードです。
そんな登場人物ばかりだから、会話が常軌を逸していることが多々あります。探偵を始める、と言い出した大学時代の恩師(マッドサイエンティスト)と問答をするシーンでは、
「なんでまた探偵なんか始めはったんですか?」
「え? そうだな、なんとなくかっこいいし、頭がよさそうだと思って貰えそうだからだよ。」
「先生、今何の仕事したはるんですか?」
「だから、探偵だよ。」
「そうではなくて、どうやって生活費を稼いでるんですか?」
「だから、探偵だよ。…あっ。生活費を稼いでるという意味では、そうではないな。」
「生業はなんですか?」
「借金だよ。」
みたいな会話が。帯に『まるで三谷幸喜の喜劇を見ているよう』と書かれていたけど、なんか納得ですw
意外性のあるラストに(若干ブラックな)ユーモアと、読んで損はない作品だと思います。オススメ!
◆今日のエンバト◆
一応メインキャラとしては、飛鳥を使っています。目押し不要のコンボ有り、当て身技あり、速い中段有りと、超強キャラ!
・・・のはずなんですけど、極端に短いリーチのせいでなかなか安定しません。勝てる時は大勝ちできるんだけど負けるときは何もできない、みたいなリプレイ2本でした、と。
やっぱり先鋒でペース握る戦い方じゃないと無理かなー、できれば1人目に出したいんだけど・・・!
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