読書の秋
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読書の秋
立秋も過ぎて季節はすっかり秋・・・、というわけにはいきませんが、それでも日は少しずつ短くなってきています。夜にはコオロギの鳴き声も聞こえたりして、夏の終わりは確実に近づいてきているなー、なんて感じます。
センチメンタルな感情と見せかけて、暑いの早く終わらないかな、っていう願望です(笑)
今日はお休みだったんだけど、ここの所体調がぱっとせずバイオリズムが低下気味、こんな時は家でノンビリするに限る、と一日中家で読書してました。

何冊か溜まっていた本を読み終えたんだけど、その中からこちらの2冊をご紹介。『追想五断章』と『ふたりの距離の概算』、どちらも米澤穂信の作品です。
『追想五断章』は、「青春から離れて渋い作品を」という依頼を受けて構想された作品だそうです。作者のほろ苦い青春ストーリーが得意、というイメージ(最近は割と"黒い”イメージのが強いけど・・・w)を離れて、閉塞感すら漂う雰囲気の物語になっていました。
金銭的な事情で大学を休学し、古本屋を営む叔父の元に居候をしている主人公。そんな彼の元にとある女性から、「1編10万円で亡くなった父の書いた小説を探してほしい」という依頼が舞い込みます。復学のためにお金が欲しい主人公は、叔父に黙って捜索を始めるのですが、いつしか過去に起こった未解決事件と小説がリンクし始め・・・、というあらすじの作品。
作中に出てくる「父の書いた小説」は全て結末のわからないリドルストーリーとなっていて、物語の真相に大きく関わってきます。ミステリーとして、とても良くできている作品(もちろんネタバレなので詳細は言えませんが・・・!)だと思います。米澤穂信ファンなら読んで損は無いです。
あ、暗いっていってもボトルネックとか儚い羊たちの沈黙ほどじゃないよ、安心!
『ふたりの距離の概算』は、古典部シリーズの最新作。最近アニメにもなってるみたいですね、機会があれば観てみたいです。このシリーズ大好きなので、文庫化をめっちゃ楽しみにしてました!
古典部シリーズは、いわゆる「日常の謎」をメインにしたミステリー。殺人も起きないし、古典部の面々のたわいもない会話が楽しいし、青春小説としても楽しめるシリーズです。
2年生に進級した古典部の面々。2年生ということは後輩ができるわけで、後輩ができるということは、新入部員。というわけで今回は、新入部員のお話。
古典部にもめでたく新入部員が一人仮入部したのですが、本入部することなく辞めてしまいました。読書に夢中だったせいでそのシーンに居合わせたにも関わらず、まったく事情を把握してない主人公折木奉太郎。
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」がモットーの奉太郎。だけど今回は思うことがあったのか、今回は一肌脱ぐことにしたそうです。
何度も奉太郎を事件へと誘ってきた、部長千反田えるの「わたし、気になります」成分は控えめだったり、ちょっとほろ苦いお話だったり、っていうのもあるけど、面白くて一気に読むことができました。
次回作に繋がるようなラストでした。ほろ苦部分を心ほんわかにしてくれる次回作、期待してます!
◆今日のP4U◆
千枝使ってみたらトレモっぽく処理されました・・・w
端コンボ、怖い!
センチメンタルな感情と見せかけて、暑いの早く終わらないかな、っていう願望です(笑)
今日はお休みだったんだけど、ここの所体調がぱっとせずバイオリズムが低下気味、こんな時は家でノンビリするに限る、と一日中家で読書してました。
何冊か溜まっていた本を読み終えたんだけど、その中からこちらの2冊をご紹介。『追想五断章』と『ふたりの距離の概算』、どちらも米澤穂信の作品です。
『追想五断章』は、「青春から離れて渋い作品を」という依頼を受けて構想された作品だそうです。作者のほろ苦い青春ストーリーが得意、というイメージ(最近は割と"黒い”イメージのが強いけど・・・w)を離れて、閉塞感すら漂う雰囲気の物語になっていました。
金銭的な事情で大学を休学し、古本屋を営む叔父の元に居候をしている主人公。そんな彼の元にとある女性から、「1編10万円で亡くなった父の書いた小説を探してほしい」という依頼が舞い込みます。復学のためにお金が欲しい主人公は、叔父に黙って捜索を始めるのですが、いつしか過去に起こった未解決事件と小説がリンクし始め・・・、というあらすじの作品。
作中に出てくる「父の書いた小説」は全て結末のわからないリドルストーリーとなっていて、物語の真相に大きく関わってきます。ミステリーとして、とても良くできている作品(もちろんネタバレなので詳細は言えませんが・・・!)だと思います。米澤穂信ファンなら読んで損は無いです。
あ、暗いっていってもボトルネックとか儚い羊たちの沈黙ほどじゃないよ、安心!
『ふたりの距離の概算』は、古典部シリーズの最新作。最近アニメにもなってるみたいですね、機会があれば観てみたいです。このシリーズ大好きなので、文庫化をめっちゃ楽しみにしてました!
古典部シリーズは、いわゆる「日常の謎」をメインにしたミステリー。殺人も起きないし、古典部の面々のたわいもない会話が楽しいし、青春小説としても楽しめるシリーズです。
2年生に進級した古典部の面々。2年生ということは後輩ができるわけで、後輩ができるということは、新入部員。というわけで今回は、新入部員のお話。
古典部にもめでたく新入部員が一人仮入部したのですが、本入部することなく辞めてしまいました。読書に夢中だったせいでそのシーンに居合わせたにも関わらず、まったく事情を把握してない主人公折木奉太郎。
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」がモットーの奉太郎。だけど今回は思うことがあったのか、今回は一肌脱ぐことにしたそうです。
何度も奉太郎を事件へと誘ってきた、部長千反田えるの「わたし、気になります」成分は控えめだったり、ちょっとほろ苦いお話だったり、っていうのもあるけど、面白くて一気に読むことができました。
次回作に繋がるようなラストでした。ほろ苦部分を心ほんわかにしてくれる次回作、期待してます!
◆今日のP4U◆
千枝使ってみたらトレモっぽく処理されました・・・w
端コンボ、怖い!
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